まさかこんな日が来るとは。
競艇とパチスロでどうにもならなくなっていた彼が。車中泊でその日暮らししていた彼がこの笑顔。

その理由は研修を終え、この4月からcobyplanで有給職員として働く事になったからだけではありません。
人生最大のモテ期到来。
もちろんお相手は入寮中の仲間たち。
まさかこんな日が来るとは。
競艇とパチスロでどうにもならなくなっていた彼が。車中泊でその日暮らししていた彼がこの笑顔。

その理由は研修を終え、この4月からcobyplanで有給職員として働く事になったからだけではありません。
人生最大のモテ期到来。
もちろんお相手は入寮中の仲間たち。
順番通り、焦らずすすめる。
これがとあるプログラムの導入理念。
アディクトはすぐに結果が欲しい。すぐに解決したい。
足を骨折したときに、強く願ってもすぐに歩けるようにはならない。
何にでも時間の経過が必要なんだよって話したところで、理解は難しい。
自分本位に進めて、そして傷つく。
プログラムに取り組むということは、それを「知ること」だけではなく、「行動する」だけでもなく、このとりくむ姿勢を問われている。姿勢そのものに、プログラムで言われている「問題の本質」がでてくる。利己的、不正直、身勝手、恐れ、配慮の欠如。
僕は、そう思います。
休み明けに「昨日どう過ごしてた?」なんて会話の最中だった。
先日入所したYがこう言うのだ。
「昨日危なかったっす!肉の塊が火を噴き始めて、あれ水かけちゃいけないんすね!?すいませんでした。」

何が起こったのか。
冷凍の豚バラの塊を、調理しようとしたらしいのだが、おそらく時間かけて火を通せば解凍されて、結果的に調理されるというノリのようなもので調理し始めたのだと思う。
彼は20代の男性で、料理という料理をしたことがないらしく、豚バラの塊肉を調理するにあたり、大量の油を用いてはじめたようだ。
簡潔に言うと、冷凍された豚バラの塊を揚げ始めてしまったのだ。
結果は想像通り、油がはねて発煙し、自動火災報知機が反応し、火事です火事です!とアラームが鳴り始め、
慌てて消火活動となるわけだが、そのころには混乱し、
えーい!と反射的に放水を開始する。
すると火の手はますます広がり、煙の量も増え、まさにパニック。

何とか隣のリビングにいた仲間と一緒にフライパンを外に投げ、事なきを得たようで命拾いした。
せっかくなので付け加えてみよう。
ブレーカーが落ちた!このことも彼が来るまで施設として起こらなかった出来事。
いくつかの作業を同時に行っていたようだ。
これは何も彼を責めているわけではない。
今回の出来事でわかること。
生活を共にしてみないと見えない、その人が抱えている生きていくことへの困難さ。
やっぱり施設につながってくる人たちは、ギャンブルだけが問題ではない。
そのことに一緒に取り組んでいく必要性があるんだきっと。
あーよかった。ケガもなく火事にもならずにすんで。
おじさんが、彼が今日激怒したのです。
普段は温和で、頼み事も役目だと思って忠実にやってくれるそんなおじさん。
理由はこうだ。
彼はリハビリが進んでいて、仲間のサポートをしてくれている。
サポートしている仲間の自立度を次のステップに進められるだろうかと僕が相談している時に事件は起きたのだ。
その話を聞いている時に、横からビギナーの仲間が冗談でこう言うのだ。「おじさんは1人では無理だけど、サポートしている仲間さんは大丈夫。」
これにカンカンのおじさん。
隣にいる僕が両者を本気でやり合っているのか、二度見三度見してしまう場面だった。
その場は他の関与しない仲間も見ていたので、別に場を設けて話をした。
僕はこの一部始終を見ていたので、まず2人に話をしてもらい、その後普段通りのそのビギナーのおふざけに関して、相応の注意をし、次におじさんに話をした。
おじさんが怒るなんてよっぽどなのだ。
この後おじさんと共有したのは3点。
❶持病の気分障害の状況はどうか。
❷2人の関係で、普段から腹に据えた何かがあったのか否か。
❸本当にさっきの出来事のみで瞬間湯沸かし器となったのか。
答えは❸とのことだった。そして、他のやりとりからもどうやらそれが確かでありそうだった。
だとすれば、さっきのシチュエーションの何が問題だったのか。
それ以前に怒った時から振り返ったところ、今回と同じような場面に出会えたのだ。
問題は自明だ。
しかし僕が言えることはない。
というか、言ってはいけない。
ミーティングやプログラム、スポンサーシップの中で解決していくことだからだ。
感情は表現していい。ただ、怒りはその原因と対処を!
なぜならBBにはこう書かれている。
第一の犯人は恨み(怒り)だった。
気がつけば二ヶ月以上ブログが放置されておりました。
失礼しました。
元気にしております。
コロナ騒動に色々言いたいことはありますが、
どれも言い方が難しいので控えておきます。
クリスマス会、お節料理、餅つき、季節のイベントは滞りなく実施できました。
写真も準備出来次第アップします。
現在は3月のマラソン大会に向けて準備を進めております。
お楽しみに。
まるっきり私的な事なのだけれども、
うちの車のナンバーが55で、パチスロの GO GOランプをイメージするからと苦情を言われてもどうしようもありませぬ。
画像をネットで拾って貼りたかったけど、生々しいのでやめときます。
和歌山から来た新しい仲間が、少し遅れての誕生日をみんなに祝ってもらいその場で話していた何気ない一言。
「何年かぶりに誕生日を人と過ごし、そしてお祝いしてもらったことを嬉しく思う。」
彼にもまた家族や友人がいたはずだし、
実際に誕生日を人と過ごしてないのか、お祝いしてもらってないのかはこの際関係なく、ここでは本人がどう感じているかが大切なこと。
少なくとも今の生活を安全だと思っているからこその言葉だろう。
今回、やめたくてもやめられないのなら死のうと思った前日に逮捕され、何かに導かれcobyplanにやってきた。
その彼の言葉でもある。
ノムさん、もう感じていると思うけど、ここにはあなたの仲間がいます。共にお願いします。

そういえば、ミーティング前の雑談の場面で言ってた一言も気になったなあ。
「競馬はスポーツです笑」。
僕がいてもニヤニヤしながら話す姿もまた素敵です。
僕がその昔どうだったかというと、
手柄アディクトだった。
今風に言うとマウントを取りたがる。
とにかく僕のしたことが人の人生に大きな影響を与えることを望んだ。
僕の関わりで誰かが良くなる。だからとにかく知識を身につけようとした。
依存症の人と関わるようになって、僕の願望が叶えられなくなった。
一瞬相手を気持ち良くして言うことを聞かせようとしてみたり、
言うことを聞かせるために周りから固めてみたりもした。
僕はいつの間にか策士になっていた。
気がつくと、ひとりぼっちになっていて、こんなのやめてしまおう。ぶっ壊してしまおうと思った。
それを救ってくれたのは他でもない依存症の人達だった。正確に言うと、依存症の人達が集まるミーティングの場所だった。
その時から、
誰かを変えることをやめた。
誰かに何かをする時に、僕自身が気分が良くなっていないか自問自答することができるようになった。
時々、スタッフは困った時に助けろ。仕事しろと言い寄る人がいる。
はっきり、そして正しく言おう。
それはスタッフの仕事ではない。あなた自身が解決すべき問題だ。
依存症は優先順位が変わってしまう病であるとどこかで書いたことがある。
それは支援している僕たち自身にも言えること。
それは誰の問題か。誰かのためだけではなく、自分のことを大事にしているか。
COBYPLAN入所中のたくやさんから一言いただいております。
以下加筆修正なしでどうぞ。
ギャンブル依存症のたくやです。私は16歳の時にパチンコ、スロットのギャンブルを始めました。私は18歳の頃にインターネットカジノ通称インカジを覚えました。一日2800万を勝ち一週間で消えました。ですが敗北感というものを覚えず、もっと勝ちたい、俺はギャンブルと共存出来るんだと思っていましたが、23歳の頃にギャンブル依存症ということで施設に無理やり入れられましたがすぐに脱走し入退院を繰り返しましたが25歳の誕生日を迎える頃には身も心もボロボロになっていました。そして現在は新たな施設で同じ境遇の仲間と共に回復し続ける事にしました。

もしギャンブルの事で悩んでいる方は是非おいでなすって下さい。では、失礼します。